司書になるルート

司書になるルート

司書の資格を取得し司書になるには3つのルートがあります。最初の方法として、図書館についての授業が存在している大学や短期大学などがあるのでそこに通学しながら資格合格を目指すルートです。司書になるために必要となる科目を選択していて単位を落とさずに履修する事が出来れば、学校卒業と共に資格が取得出来る仕組みになっています。

 

2番目の方法としては、大学や短期大学または高等専門学校を卒業後に、司書になる為に必要となる司書講習をきちんと受講して資格取得を目指す方法です。このポインとなる司書講習なる物は、夏休み期間に文部科学大臣に委託された大学に行けば講習を受ける事が出来るので、先に挙げた学校をきちんと卒業していれば、どの様な方でも受講する事は可能です。というのもこの制度は、言うなれば司書になる事を目標として大学に通学したが、自身がクリア出来なかった単位をカバーする事も可能な講習と言えます。

 

3つ目最後のルートとして、高校や中学を卒業した方がその後司書の資格を取得する方法です。このコースは、最初に司書補になり、その後そのまま3年間実務を経験しこなした後に、司書講習を受講して資格を手にする事が可能になります。この3つ目の方法は、単純に一番時間を要していますが、中学さえきちんと卒業していればだれでも司書になる資格を有しているといった意味も含んでいます。

 

司書になる為に勉強し資格を取得する方は1年間で1万人程になると言われていますが、実際の所司書として職務を全うしている方はほんの一握りの方達だけです。司書の多くが働く場所となる公立図書館の場合には、採用人数などを決めるのは自治体なので、経済状況に非常に影響を受け左右されます。一度に多くの司書が求められるケースは滅多にないので、結果として常に狭き門を目指す事になると言っていいでしょう。大学図書館の場合でも同様に難しく、まずは各大学で施行される試験にしっかりと合格しないと採用はされないので、司書の資格を取得しようと考えている時には、今現在の就職状況などもきちんとチェックしてから臨みましょう。


資格の大原


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