司書の資格取得者の傾向

司書の資格取得者の傾向

図書館司書の資格はとても人気がある注目の資格となっています。地域に図書館は根ざしている物なので、身近に感じ仕事内容も想像しやすいのも人気の理由なのでしょう。それから、本を扱う仕事といったイメージが、真面目な方が多いのではないかという様な具合になり、安心感を抱き働きたいと考える方も多いと言います。加えて、図書館司書の資格が意外と修得しやすいと言う情報が広まっているのは、短時間の集中講習を受講するだけで司書になれる資格が取得出来るシステムが関係しているのかも知れませんね。

 

大学や短大入学前から図書館司書の資格取得を考えて行動をしている方以外では、社会人になってからチャレンジする事になります。しかし社会人になってから司書の資格を取得する事は一筋縄ではいきません。と言うのも、図書館司書を目指し資格を取得する為には、夏季に3カ月間行われる短期集中講習に参加しなければならないので、時間的に余裕があり参加出来る方ではないと難しいのが現実です。図書館司書にチャレンジする方に主婦が大変多いのは、この様な時間的理由が関係しているせいなのかも知れません。

 

それから、図書館で働いている男女の割合と同じ様に、女性の図書館司書の資格取得者が年々増加し非常に多くなってきています。この現象は、図書館司書の給与体系が深く関連していて、正社員雇用で採用された司書の場合でも給与水準は決して高いとは言えず、今の社会において正直男性が選択しにくい職業と言って良いでしょう。これから結婚し子供が産まれ扶養家族が増えて行く様な未来が待っている男性にはあまり向いているとは言い難い職業かもしれません。

 

また雇用形態を考えてみても、パートやアルバイトの方が圧倒的に多く、フルタイムでみっちりと長時間働いている司書は、さほど多くないのが現状としてあります。図書館司書の資格取得に向けて頑張っている方で育児経験をしている女性が多い理由として、地方の自治体が管理を行っている公共図書館を訪れて活用しているのが、その地域の子供達なので安心出来るからでしょうか。


資格の大原


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