司書の試験勉強を独学で

司書の試験勉強を独学で

司書になる為の資格勉強を行っていくのは、大変労力の掛かる道程になります。司書の資格を取得する為の資格試験自体は存在しませんが、司書として勤務する際には各々の場所で採用試験に合格する必要があるので、その最後の難関である所の採用試験対をしっかり行う必要性があります。

 

まず始めに、司書として働ける資格を有する為には、定められた科目の単位修得が絶対条件なので、独学でどうこう出来る様な問題ではありません。しかしながら、大学できちんと授業に出て単位を修得するか、通信教育を活用し単位を修得するかの2つを選ぶ事は出来ます。この選択をどちらにするかによって、司書の資格を得るまでの時間が違ってきます。というのも、時間的都合がつき大学の短期集中講習に参加出来るのならば、最短のケースで3カ月で資格取得出来る所を、自分のペースを尊重し学べる通信教育を選択した場合には、資格取得まで長い道のりで1年掛かってしまうでしょう。ただ時間は掛かってしまいますが、自分の好きな時間を利用して勉強する事が可能で、スクーリングも自宅近くの会場に向かえば済む問題なので、精神的余裕が生まれ効率が良くなるかもしれません。

 

また、資格修得までの流れが、さほど難しくないのが司書の特徴として挙げられます。しかしながら、司書として図書館勤務を希望するとなると話は変わり一気に難易度がアップします。地域に存在している図書館の多くが公立の物で、その地域の自治体が各自管理運営を行っていますが、その司書としての採用基準においても同様なので、それぞれの自治体ごとに採用試験の内容が異なり差を生み出しています。

 

それから試験内容は各々バラバラで難易度も違いますが、司書の資格を取得している事を前提として実施される採用試験の際には、得てして専門知識が求められるパターンが多いので、情報を広く収集しておく事が大切になります。各自治体で実施された、過去の司書採用問題を調べてみると、どれも難しく簡単にはいきません。公務員試験に合格するつもりで、教養問題をしっかりと勉強しておくと力になるでしょう。


資格の大原


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