司書の取得期間の目安

司書の取得期間の目安

図書館司書として働く為には、いったいどの程度の時間を有するのでしょうか。取得に費やす時間は、取得方法によって異なってきます。最初から図書館司書になる事を目標として司書学科がある学校を選んでいる方の場合は、その学校に普通に通学しながら、司書になる為に必要となる単位を計画的に取得する事が出来て、それ故に無事卒業出来れば在学中の4年間(短大に進学した場合には2年間)で司書になる為の資格を手に入れ司書になる事が出来ます。

 

それから、司書講習をきちんと受ける事で資格取得が可能になっている条件を満たす方の場合、毎年夏季に3カ月間で開催される集中講習会に参加ししっかりと受講すれば資格が取得出来るので、全日程みっちりと参加する事が可能な方は3カ月余りといった短期間で司書になる事が可能です。大学の司書学科できちんと時間を掛けて学ぶ様には正直敵いませんが、司書になる為の最低条件としての知識はしっかりと学ぶ事が出来ます。

 

そして、司書の資格を取得するのに一番時間を要してしまうのが、司書補を経験してから司書になるパターンです。このケースは、最終学歴が中学校や高校または高等専門学校の3年生までを修了した方達が有する権利になり、まずは司書補なる事から始まり、3年間みっちりと実務経験を図書館で積んでから、司書講習を受講し資格取得を目指すと言ったコースです。

 

この司書補を経験してのパターンの場合で、司書講習を毎年開講している大学の中には、司書補になる為の講習も行いきちんとフォローしてくれる大学もあるので、そこでしっかりと3カ月間講習を受講し司書補になるのが、目標である司書への最初の一歩になります。司書補として司書の手伝いをまじめにこなしながら3年間実務を全うすると、司書講習会に参加する権利を取得する事になります。3年間もの間に及ぶ実務経験は長いと受け取られるかもしれませんが、司書講習をしっかりと受講した暁には、司書補として過ごした経験をフルに活用して、一人前の司書として活躍が期待出来るでしょう。


資格の大原


アドセンス広告