司書の資格取得にかかる費用

司書の資格取得にかかる費用

図書館司書の資格を得る為に必要となる費用はいったいどのくらいかかるのでしょうか。司書学科がある大学や短大の在学中に、図書館司書になる為に必要となる科目の単位を講義において修得する際には、それらは当然の事各学校の授業料に含まれているので、入学してしまえば特に資金面について考える事はないでしょう。

 

その他のケースとして、司書になる為に大学で集中的に開催される、司書講習を受講した際にはどの程度の費用が必要となるのでしょうか。司書講習に掛かる費用は、行われている各大学によって幾らか差が生じているようです。また受講料に関して情報を集めてみると、働きながら資格取得を目指している方にとっては非常に嬉しい制度となっている様です。一度の集中講習のみで司書の資格取得に足り得る必要な単位をもれなく履修できる時間の余裕がある方の場合、掛かる金額として10万円程度で済みます。

 

司書の資格取得を目標としている方の中には、すでに実務経験を積んでいるケースがあり、その様な場合には単位が免除される事もある様です。また参加した講習会において必要単位が取得出来る方限定で、免除分を割り引いた金額で受講できるシステムの在り方もあります。利用者にとって一番ありがたいシステムと言えるのが部分科目受講制度と言い、1講義ごとや1単位ごとのそれぞれ個別の金額が決まっているので、地道に少しずつ単位取得を考えている方には最適です。普段働いていて時間が思う様に捻出出来ない方は、このシステムを思う存分活用して、一回で済ますのではなく何回かに分散して必要な単位取得を目指して行くと効果的でしょう。時間が随分と掛かってしまう恐れはありますが、夏休暇を取る日程に工夫を凝らして、無理なく自分のペースで図書館司書の資格修得に励む事が出来ます。

 

それから司書講習に使用されるテキスト代金や学校に通う際の交通費も掛かります。テキスト代は大抵の物が約1万円前後だと設定しておけば問題はないでしょう。またそれらとは別に、スクーリングと通信教室を効果的に混ぜた通信講座もあります。掛かる費用は大体9万前後になりますが、地理的関係などもあり大学まで行けないとしても、スクーリング会場は日本全国に存在しているので、安心して申し込み勉強する事が可能になります。


資格の大原


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